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第三の女(文庫) [アガサ・クリスティー]

第三の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-25)


■第三の女
(原題:THIRD GIRL)
●原作:アガサ・クリスティー
(Agatha Christie)
制作国・発行年/イギリス・1966年

●書籍データ
早川書房・ミステリ文庫シリーズ(HM①-25)
1977/9/30発行
サンプル本は1995/6/15発行・37刷
ISBN4-15-070025-0 C0197
発行者:早川浩 訳:小尾芙佐(おびふさ)
表紙デザイン:真鍋博

●目次
目次なし(全25章)

●登場人物
アンドリュウ・レスタリック
メアリ・レスタリック
ノーマ・レスタリック
ロデリック・ホースフィールド
クローディア・リース・ホランド
デイビッド・ベイカー
ソニア
フランシス・キャリイ
ジョン・スティリングフリート
アリアドニ・オリヴァ
ニール
ジョージ
ミス・レモン
エルキュール・ポアロ

●どんな物語?
ある日、ポアロの事務所に「殺人を犯したらしい」という女が現れる。記憶があいまいだが状況証拠から、自分が犯人らしいと思いこんでいるようだ。しかし、それは彼女を陥れるために巧妙に仕組まれた計画だった…。クリスティー作品らしく、犯人と思しきキャラを数人配置し、怪しげな行動を取らせるという布石を敷いておいて、後でアッといわせる展開だ。盟友のオリヴァ夫人も登場し、決定的な証拠を発見するなど大活躍する。タイトルの「第三の」というのは、ルームシェアをする若い女が増えてきた当時のイギリス社会で、「三人目の同居人」となった女が主人公になっていることを指している。数多くの作品の中で、クリスティーは「今どきの若い娘は…」という嘆き節を打っているが、今作に登場する女たちも、そうした作者自身の糾弾を受けるべき行状を持つキャラに設定されており、三人の同居人はそれぞれの個性を(推理小説なので犯人になりうる怪しさも含め)発揮する。さて、ではなぜ彼女たちは同居しているのか? その目的は?

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