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スリーピング・マーダー(文庫) [アガサ・クリスティー]

■スリーピング・マーダー
(原題:SLEEPING MURDER)
●原作:アガサ・クリスティー
(Agatha Christie)
制作国・発行年/イギリス・1976年

●書籍データ
早川書房・ミステリ文庫シリーズ(HM①-85)
1990/7/15発行
サンプル本は1993/12/15発行・11刷
ISBN4-15-070085-0 C0197
発行者:早川浩 訳:綾川梓(あやかわあずさ)
表紙デザイン:真鍋博

●目次
・1/家
・2/壁紙
・3/「女の顔をおおえ……」
・4/ヘレン?
・5/回想の中の殺人
・6/発見の実習
・7/ドクター・ケネディ
・8/ケルヴィン・ハリデイの妄想
・9/未知の下手人?
・10/ある患者の記録
・11/彼女の生涯における男たち
・12/リリー・キンブル
・13/ウォルター・フェーン
・14/イーディス・パジェット
・15/住所
・16/お母さん子
・17/リチャード・アースキン
・18/蔓草
・19/ミスター・キンブル語る
・20/少女ヘレン
・21/J・J・アフリック
・22/リリー、約束を守る
・23/彼らのうちの誰か
・24/猿の前肢
・25/トーキイでのあとがき
・あとがき/大いなる蘇りの時(芳野昌之)
・「アガサ・クリスティー」全著作リスト

●登場人物
ジェーン・マープル
レイモンド・ウェスト
ジョーン
ヘイドック
グエンダ・リード
ジャイルズ
コッカー夫人
フォスター
ケルヴィン・ハリデイ
ヘレン
ジェイムズ・ケネディ
ペンローズ
ウォルター・フェーン
エリノア
イーディス・パジェット
リリー・キンブル
レオニー
リチャード・アースキン
ジャッキー・アフリック
プライマー

●どんな物語?
アガサ・クリスティーが第二次大戦中に書き上げたものの、戦火を逃れるためにニューヨークで保管され、その死後に出版されたといういわく付きの作品。マープルものとしては珍しい長編となっている。結婚を機に、ある女が新居を探しにイギリスを訪れる。初めて来たはずの土地で彼女が見つけた物件は、なぜか懐かしさを感じさせるもので、しかもその頃から夜な夜な不思議な夢を見るようになる。夢の中で目の前に横たわる「ヘレン」は何者なのか? じつはその夢は、18年前に彼女の記憶の奥底に刻み込まれた「ある事件」の光景だった。明らかに「殺人」であるその古い事件を解決するため、彼女は夫とともに奔走する。今作のミス・マープルの役回りは、前半はよき助言者として事件解決に協力するというものだが、最後の最後、大事な場面で大活躍を見せる。マープルの世間話と庭いじりの知識が、またもや真相究明に役立つのだった。

■keyword
没後に発行 戦火を危ぶんでニューヨークで保管 マープルもの最後の作品 18年前の事件 デジャヴ 新婚夫婦 壁かドアか 庭の段差 夢と記憶 ウィットモア劇場での芝居 インド生まれ 階段の手すり メイドたちの証言 ヒルサイド荘 父の再婚 弁護士事務所 医師の伯父 仕組まれた精神病 父の日記 新聞の尋ね人 子守のスイス娘 不動産屋 駆け落ち 遺言と手紙 テニスネット事件 電車が到着した時刻 殺人犯との約束 庭を掘り起こす ブランデーの薬 殺虫剤

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