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鳩のなかの猫(文庫) [アガサ・クリスティー]

鳩のなかの猫 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

鳩のなかの猫 (1978年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1978/01 メディア: 文庫

■鳩のなかの猫
(原題:CAT AMONG THE PIGEONS)
●原作:アガサ・クリスティー
(Agatha Christie)
制作国・発行年/イギリス・1959年

●書籍データ
早川書房・HMシリーズ(HM①-29)
1978/1/15発行
※読書サンプルは1988/12/31発行の21刷
ISBN4-15-070029-X C0197
発行者:早川清 訳:橋本福夫
表紙デザイン:真鍋博

●目次
・プロローグ/夏期学級
・1/ラマット国の革命
・2/バルコニイの女
・3/ロビンスン氏登場
・4/旅行者帰る
・5/メドウバンク校からの手紙
・6/最初の頃
・7/風向き
・8/殺人
・9/鳩の群のなかの猫
・10/奇想天外な話
・11/会談
・12/古いランプと新しいランプとの交換
・13/破局
・14/ミス・チャドウィック眠られぬ夜を過す
・15/殺人事件は繰返す
・16/室内競技場の謎
・17/アラディンの洞窟
・18/協議
・19/協議のつづき
・20/雑談
・21/手がかりの整理
・22/アナトーリアでのできごと
・23/大詰め
・24/ポアロの説明
・25/遺贈
・訳者あとがき

●登場人物
オノリア・バルストロード
エリナー・ヴァンシッタート
チャドウィック
アイリーン・リッチ
アンジェール・ブランシュ
グレイス・スプリンガー
エルスペス・ジョンスン
アン・シャプランド
アダム・グッドマン
ジェニファ・サットクリフ
シャイスタ
ジュリア・アップジョン
ジョゥン・サットクリフ
ボッブ・ローリンスン
アリー・ユースフ
ロビンスン
パイクアウェイ大佐
ケルシー
エルキュール・ポアロ

●どんな物語?
イギリス屈指の女子校で次々と殺人事件が起きる。犯人は誰? そしてその目的は? アガサ・クリスティーの作品としては珍しく「学校」が舞台となっている。他作同様、かなり多くのキャラクターが登場し、読者の「推理欲」をあおってくれる設定となっている。その分、各キャラクターの書き込みがやや弱い部分もあるが、「女子校」というある種独特の閉鎖的空間の雰囲気をうまく表現し、背景として有効に利用している点はさすが。ストーリーが単純にならないように、小さな「布石」をたくさん散りばめており、読書中、一見「どうでも良さそうなところ」でもつい読み返してしまったほどだ。殺人場面を過剰に演出しない点はアガサ・クリスティーらしいところ。

■keyword
学園サスペンス 個性的な教師たち 教師も生徒もすべて女 中東の小国の革命 運び出された宝石 犯人の目論見 無頓着な生徒 学園の将来 凶器は砂袋 学園への愛着 連続殺人は同一犯か 情報機関の狙い テニスラケット 鏡 飛行機事故 迎えのクルマ ゴルフクラブ 職を転々とした理由 バス旅行 アンジェリカ 偽装誘拐 女の膝とは?

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