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エミリーはのぼる(文庫) [L.M.モンゴメリ]

エミリーはのぼる (新潮文庫)

エミリーはのぼる (新潮文庫)

  • 作者: モンゴメリ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1967/01
  • メディア: 文庫
  • (リンクは「amazon」の商品情報サイトにジャンプします)

■エミリーはのぼる
(原題:Emily Climbs)
原作:ルーシー・モード・モンゴメリ(Lucy Maud Montgomery)
制作国・発行年/カナダ・1925年

●書籍データ
新潮社 新潮文庫シリーズ(モ-4-14)
1967/1/20 初版発行
2000/5/10 38刷(改版)
(読書サンプルは2007/3/5発行・40刷版)
ISBN978-4-10-211314-1 C0197
発行者:佐藤隆信 訳:村岡花子 カバー装画:野田あい

●参照アニメ番組
風の少女エミリー
(2007/4/7~2007/9/29、全26話 NHK教育テレビで毎週土曜7:25~7:50放送)
※3部作(「可愛いエミリー」「エミリーはのぼる」「エミリーの求めるもの」)分をすべて含む。

●主な登場人物
エミリー・バード・スター
エリザベス・マレー
ルース・ダットン
ジェイムズ(ジミー)・マレー
ローラ・マレー
イルゼ・バーンリ
ペリー・ミラー
テディ・ケント
フェアファックス・モリソン
カーペンター先生
ミセス・ドギア
アンドルー・マレー
アラン・バーンリ(イルゼの父・医師)
ミセス・ケント
ジョック・ケリー爺さん
イブリン・ブレーク
ジム・ハーディ校長
ミス・アイルマー先生
ディーン・プリースト
ミセス・ジュリア・ホリンガー
ミセス・ブラッドショー
ブラッドショーおじいさん
マッキンタイヤおばあさん
ジャネット・ロイヤル
チュウ・チュイン(ジャネットの犬)

●どんな物語?
ルーシー・モード・モンゴメリ作、「エミリーブックス」の第2巻。エミリーはブレア・ウォーターの学校に通い、勉強しながら小説や日記、詩を書き続けている。地元の雑誌・新聞に投稿するようになるが、そろそろ「将来」について考えなければいけない時期に差し掛かった。イルゼ、テディ、ペリーの3人は、いずれもシュルーズベリーの高校に進学することが決まったが、エミリーは「マレー家」の方針により、ニュー・ムーンで暮らすことに。ところが、ひょんなことから「シュルーズベリー行き」の許可を得られたエミリーは、エリザベス伯母さんとの「約束」を守り、勉学にいそしむ。とはいえ、エミリーのことだから、幾度となく大人と衝突し、問題を起こす……。舞台のメインは「ブレア・ウォーター」から「シュルーズベリー」に移り、「対決」の相手もエリザベスからルースに替わる。14~17歳の思春期について描かれており、もちろん恋愛に関する悩みも持つようになるが、と同時に、当初はあれほど嫌っていた「マレー」の血が、自分にも流れていることを自覚し始め、それが行動に表れるようになる。邦題の「エミリーはのぼる」の「のぼる」は、「登る、上る」の意味で、エミリーが自分の才能を自覚して、思い悩みながらも「書くこと」に対して貪欲になっていく様を言い表している。「向上心、野心」という意味だろう。本人のイメージとして、作中では「アルプスの頂上を目指して進む」というニュアンスで語られている。

■keyword
日記調 ジミー・ブック 4人それぞれの道 原稿の「返却」と「採用」に一喜一憂の日々 ドギア爺さんの故人略伝 「エムリー」と呼ばないで 教会に閉じこめられる モリソンさんの黒犬 テディの助け ミセス・ケントとの対決 自分の欠点について考える 「禁小説」の約束 顔の落書き 盗作疑惑 ルース伯母さんの家 下宿の部屋に着色石版画 初掲載作に誤植 学校コンサートでの対話劇 7マイルを歩く イルゼと雑誌勧誘の道程 干し草の上での野宿 迷子のアラン坊や 「王様におしおきをした女」 眠りながら描いた絵 千里眼 「頭蓋骨と梟」 真夜中のペリーの訪問 「古いジョンの家」騒動 イブリンへの復讐 ルース伯母さんの一撃 ニューヨークへの誘い アンドルーの求婚


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