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果樹園のセレナーデ(文庫) [L.M.モンゴメリ]

果樹園のセレナーデ (1961年) (新潮文庫)

果樹園のセレナーデ (1961年) (新潮文庫)

  • 作者: モンゴメリ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1961 メディア: 文庫
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■果樹園のセレナーデ
(原題:Kilmeny of the Orchard)
原作:ルーシー・モード・モンゴメリ(Lucy Maud Montgomery)
制作国・発行年/カナダ・1910年

新潮社 新潮文庫シリーズ(赤113L もしくは モ-4-12)
1961/1/31 初版発行
(読書サンプルは1975/4/10、25刷版 表紙:村上芳正)
0197-211312-3162
ISBN4-10-211312-6 C0197
発行者:佐藤亮一 訳:村岡花子

●登場人物
エリック・マーシャル
キルメニイ・ゴードン
デビッド・ベーカー
ラリー・ウェスト
ロバート・ウィリアムソン
ウィリアムソン夫人
ボブ爺さん
ティモシー(猫)
マーシャル氏
レベッカ・リード
アレキサンダー・トレイシー
トマス・ゴードン
ネイル・ゴードン
ジャネット・ゴードン
マーガレット・ゴードン
ジェームス・ゴードン
ロナルド・フレーザー

●概要
富豪のひとり息子であるエリックが、大学卒業後、代用教員を務めるためにプリンスエドワード島に渡る。そこで出会った少女に一目惚れしたエリックは、少女が「唖者」と知っても動じず、周囲の反対を次々と「説得」により乗り越え、万難を排して彼女と結婚するという目的のために突き進む。そして奇跡が……。ルーシー・モード・モンゴメリの第3作目だが、じつは「赤毛のアン」よりも前に執筆されたといわれている。「孤児もしくは早くに片親を失った少女」が主人公になることの多いモンゴメリ作品だが、本作の主人公は大学を出たての青年で、テーマも「恋愛」ということで、ほかの作品とは趣を異とする。しかしながら、舞台はプリンスエドワード島であり、主人公は学校の先生だったりと、そういう「モンゴメリ作品らしいツボ」は押さえてあり、ファンなら楽しめる作品だろう。新潮文庫版では、後半部分に訳者の文により、モンゴメリの出自や作家になった経緯、各代表作(エミリー、ストーリーガールなど)にまつわるエピソードなどが約40ページに渡ってつづられている。訳者ならではの知識が盛り込まれていて、資料としても有用。

■keyword
クインスリー大学 実業家の息子 医者の友人 マーシャル百貨店 代用教員 リンゼイ中学校 おやべりな下宿のおばさん イタリア人の青年 バイオリン好き 古い果樹園 リンゴの木 百合の花 キルメニイの身の上 石盤を吊して持ち歩く少女 ゴードン家の悲劇 鏡を一切置かない家 ネイルの復讐 医師の診断は? 父親の評価は? 


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